Classici giapponesi con furigana
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はんにゃしんぎょうこうぎ
般若心経講義
高神 覚昇
Leggi 般若心経講義 (はんにゃしんぎょうこうぎ) di 高神 覚昇 (たかがみかくしょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 106.121 caratteri · 213 schermate
一休と山伏
です。とにかく、永遠なる存在、つねにある「常有の存在」ではありません。あの花を咲かせた桜も、新しい芽を出させた桜も、やがては、また花を散らす桜です。スッカリ枯れ木のようになってしまう桜です。所詮は、「散る桜、のこる桜も散る桜」です。だが、一たび冬が去り、春が来れば、一陽来復、枯れたとみえた桜の梢には、いつの間にやら再び綺麗な美しい花をみせています。かくて年を迎え、年を送りつつ、たとい花そのものには、開落はありましても、桜の木そのものは、依然として一本の桜です。
一休と山伏 ある日のこと、ある山伏が、一休和尚に向かって、
「その仏法はいずこにありや」
と、詰問したのです。すると和尚は即座に、
「胸三寸にあり」
と答えました。これを聞いた件の山伏、さっそく、懐中せる小刀をとり出し、開き直って、
「しからば、拝見いたそう」
と、つめよったのです。そこは、さすが機智縦横の一休和尚です、すかさず、一首の和歌をもって、これに答えました。
としごとにさくや吉野のさくら花樹をわりてみよ花のありかを
これには勢いこんでいた山伏も、とうとう参って、その後ついに和尚の弟子になったということです。