후리가나로 읽는 일본 고전
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いやなかんじ
いやな感じ
高見 順
高見 順의 いやな感じ(いやなかんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 292,113자 · 587화면
所轄(警察)の交通係に行って、臨時露店許可願というのを出すと、許可証をくれる。それを持って特定の露店区域へ行けば、店が出せた。ホーヘーの場合とちがって、テキヤのショバワリ(――顔の古い新しいによって場所をきめる)というようなことはなくて、露店商の世話役が場所をきめてくれる。テキヤの子分にならなくても露店が出せるようになったのである。
ホーヘーに対して、これをヒラビと言っていた。元来このヒラビ(平日)というのは縁日に対する普通の日という意味のものだったが、それが普通の日の露店に対して転用されるようになったのだ。
丸万はこのヒラビの口だったのだ。何々一家にはいったわけではない。しかし、商売をいざやって行くとなると、やはり、テキヤのオヤジさん(親分)に挨拶しないことには何かと故障がおきた。あいつはギシュ(社会主義者)だと眼をつけられたことも障碍になった。そこで丸万はテキヤの親分にひとりでワタリをつけに行った。相手の懐のなかに飛びこんだのだが、この丸万には妙に人から愛されるところがあって、たちまち親分を懐柔した。親分からそのまた親分へと丸万は近づいていって、そうして知りあった大親分の家で、慷堂先生に会ったのである。