일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みなかみきこう

みなかみ紀行

若山 牧水

若山 牧水의 みなかみ紀行(みなかみきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,087자 · 203화면

아오조라 문고

啄木鳥の声のさびしさ飛び立つとはしなく啼ける声のさびしさ

紅ゐの胸毛を見せてうちつけに啼く啄木鳥の声のさびしさ

白木なす枯木が原のうへにまふ鷹ひとつ居りて啄木鳥は啼く

ましぐらにまひくだり来てものを追ふ鷹あらはなり枯木が原に

耳につく啄木鳥の声あはれなり啼けるをとほく離り来りて

ずっと一本だけ続いて来た野中の路が不意に二つに分れる処に来た。小さな道標が立ててある。曰く、右沢渡温泉道、左花敷温泉道。

枯芒を押し分けてこの古ぼけた道標の消えかかった文字を辛うじて読んでしまうと、私の頭にふらりと一つの追憶が来て浮んだ。そして思わず私は独りごちた。「ほほオ、斯んな処から行くのか、花敷温泉には」と。

私は先刻この野にかかってからずっと続いて来ている物静かな沈んだ心の何とはなしに波だつのを覚えながら、暫くその小さな道標の木を見て立っていたが、K―君が早や四五間も沢渡道の方へ歩いているのを見ると、其儘に同君のあとを追うた。そして小一町も二人して黙りながら進んだ。が、終には私は彼を呼びとめた。

「K―君、どうだ、これから一つあっちの路を行って見ようじゃアないか、そして今夜その花敷温泉というのへ泊って見よう」