후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
泉 鏡花의 三枚続(さんまいつづき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,572자 · 124화면
十三
愛吉は痩せたのを高胡坐に組んで開き直る。
十三
「震えるない震えるない、何もそう、鮭の天窓を刻むようにぶりぶりするこたあねえ、なぐり込に来たのなら、襷がけで顱巻よ、剃刀でも用意をしていらあ。生命に別条はねえんだから騒ぐにゃあ当らねえ、おう、奥様ちょいと、おい、先刻のようにお暑うございますとか何とか謂って、その団扇で私をば煽いでくんねえ、煽ぎねえよ、さあ煽げ、煽げ、煽がねえかい。」と、愛吉は目の色の変るまで対手の三人を屹と睨めて、手も足も突張返った。
「母様、」と才子は衝と身を起しざまに、愛吉を除けて起った。
「貴郎もお立ちなさいまし、狂人ですわ。」と、さも侮り軽んじたごとき調子で落しめて言うのに和して、
「狂人だ。」
「うむ狂人じゃ、巡査に引渡すが可いじゃろ。」
「さあ、引渡せ、そうでなきゃあ団扇で煽げ、」と愛吉は仰向けに寝て大の字形、挺でも動きそうな様子はない。謂う処に依れば才子に思うさま煽がせさえすれば、畳に生した根も葉も無く、愛吉は退散しそうに見える。
按ずるに煽ぐという字は火偏に扇である、しかればますます奴のが盛になっても、消えて鎮まるべき道理はないが、そのかかることをいい、さることを為すは、深き仔細があったので。