후리가나로 읽는 일본 고전
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さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
泉 鏡花의 三枚続(さんまいつづき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,572자 · 124화면
三十四
手を合せてただ拝む程とちってるのに、袂のさきを口に啣えてお夏さんは悠々とお雛様を片附けていらしったってね、皆来い、お夏が死ぬ、お雛様だけ出しておくれと、お二人が一生懸命。
それですもの。
こういいますと、お夏さんが我儘三昧、親御は甘いばっかりに聞えましょう、けれども因縁事なんですよ、だって勝山のものといったら、池に浮してあった材木まで焼けッちまいましたから。業の火とかいうんですな、恐しいじゃアありませんか。
それでね、一度その埋地で家中が寄ったが最後で、あとはもうちりちりばらばら。」
三十四
「雛は皆助かりましたし、飾の道具といったような物も、目立ったのは大抵出たんだそうですが、珠だの、珊瑚だので飾った、天人が胸に掛けてるようなびらびらの下った女雛の冠ですが、無くなって、それから房のついた御簾のかかってる結構な、一品で五十両、先刻も申しましたね、格別私なんぞも覚えている御所車がそれッきりになったんですって、いつまで経っても、お夏さんが太く気にしていますがね、もとより金目にかかわったことじゃありません、あの姉さんのことですから、へい。
大方何でしょう、人並はずれて雛を大事がんなさるんでも分ります、そこらの様子でも知れますが、こう謂っちゃあ何ですけれども、お雛様をまず恋しい方のようにでも思ってるんじゃアあります