후리가나로 읽는 일본 고전
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さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
泉 鏡花의 三枚続(さんまいつづき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,572자 · 124화면
二十五
。
この間に、愛吉がお夏の来歴を説く一場の物語は、人交もせず進んで、築地明石町の医学士の診察所における出来事にまで至ったのである。
「声を出して言ったのか、汚えなんて、癬を嘗めさせられはしまいし、肌を脱いで医者に見せた処を背後から、汚え、なんていう奴がありますかい、しかも華族だってな、山河内……伯爵だ。
もっともその奥様は赤十字だの、教育会、慈善事業、音楽会などいうものに取合って、運動をするのに辻車で押廻すという名代のかわりものなんだけれども、怒ったろう、皆驚いたろう、乱暴狼藉だ、どうした、それから、」
「私もついうっかり遣っちゃったんで、はっと思うと、」
「うむ、」
「ちょうど代診さんの方へ呼ばれたから遁げ込みました。」
二十五
「しかし癬が汚えといったのが、柳屋の気に入ったというでもなかろう。」
愛は真面目に、
「へい、そういう訳でもないんですがね。」
「それじゃあ手術台に肌脱の、俗にそれあられもないという処を見られたのが御縁になったか、但しちっとどうもおかしいな。」
「何、そういうわけでもないんですがね。」
「何しろ、汝の方からゆすり込んだものと私は思うな。」