후리가나로 읽는 일본 고전
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しゃんはい
上海
横光 利一
横光 利一의 上海(しゃんはい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,628자 · 292화면
一七
」
参木は山口の嘲笑を背中に受けながら、パーテル・カフェーの方へ急いでいった。ただ競子の良人が死んだかどうかを知りたいためにである。
一七
甲谷はその日の中に三つの材木会社と契約を結んで来た。彼は軽快な祝報を先ずシンガポールの本社へ打った。
「余の活躍かくのごとし。フィリッピン材をして蒼白ならしめること、期して待て。」
彼は参木から支配会社へかかっていた電話を思い出すと、速力の早そうな黄包車を選んでパーテルへ走らせた。彼は車の上で快活であった。この順調さで押していくと、この地の支店長になれることは忽ちだった。すれば最も安全な方法で金塊相場に手を出そう。次には綿糸へ、次には外国為替の仲買へ、次にはボンベイサッタの綿花市場へ、次にはリバプールの大市場へ、そうして最後に――彼はとにかく何よりも、今は宮子を外国人たちに奪われているということが、鬱憤の種であった。彼の空想の中で暴れる勇ましい野心は、宮子を奪っている外人たちの生活力の中心を、突撃してかかることに集中された。
彼は、外人たちの経済力の源泉となりつつある支那の土貨に対して、彼らの向ける鋭い垂直トラスト尖鋒を、あくまで攪乱しなければやまぬと考えた。