일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちょうさきかん

中井正一評論集

中井 正一

中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면

아오조라 문고

と叫び声をあげるような生命にめぐりあった時だけなのである。それがどんなに悲しい時であれ、それがどんなに怒りに満ちたものであれ、ひしひしと「生きている」「生きている」と、自分が自分の生命に驚きの声をあげる時のみ、人々は、時間に、空間に、光に、音に、言葉に「これをこんなに自由に、使いまくれるんだ」「命令しうるんだ」といいきれるのである。ある時は、自分の生命に向って、この生命を亡くしてもいいのだ、「この命よ、これで亡んでくれ」と、自分にいいきかすことができる時こそ、人間は、光に向って「かく光よあれ」、言葉に向って、「かく言葉よあれ」と、命令できるのである。

そんなたかぶった命、高揚した自分を、いつつかめるだろう。

昔の本の『耕雲口伝』にいっていることであるが、「唯、寝食を忘れ、万事を忘却して朝夕の風に耳をすまし、何時も胸中に、大疑団、大いなる疑のある如くに暮し明かせば」いつか、かかる自分にめぐりあうといっているが、この生きていることに大いなる不安、大いなる憤り、大いなる疑いと畏れを持ちつづける、まじめな態度が、このめぐりあうことの前提となるのである。むしろ、ほんとうに、眼を見開き「何ものかが宇宙にあるにちがいない、何ものかが人生にあるにちがいない」