일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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『ケプロン・くろだのこうそう』について

中谷宇吉郎集 第八巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第八巻(『ケプロン・くろだのこうそう』について)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,890자 · 178화면

아오조라 문고

針葉樹は、過伐になり、闊葉樹は良質のものだけが選伐されて、不良樹だけが残る傾向が出てきた。北海道の森林資源は、八五%が国有林で、営林局の管轄下にある。その営林局が、収入予算の金額を増すために、伐採に専念して、植林を閑却しているためであると、この勧告書はいっている。この伐採は、北海道の総合的開発という見地からなされているものではない。

道路にしても、港湾にしても、また林業にしても、要するに五カ年計画とはいうものの、実は計画になっていないのである。

もっともこの第一次五カ年計画は、前にもいったように、誤った目標をたてて作られたものであるから、計画のたてようがなかったのであろう。結果としては、当時俗耳に入り易かった題目をふりかざして、予算をとってきて、それを無目標に適当に分けて使ったような恰好になってしまったと、いえないこともない。

無目標の上に、今一ついけないことには、官僚組織につきものの能率低下の問題がある。第一次五カ年計画で遂行率一〇〇%を示したものの一つに電源開発がある。多くの事業が、低いものは三〇%台、高くても七〇%以下の遂行率だったのと比較して、著しいちがいである。