일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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『ケプロン・くろだのこうそう』について

中谷宇吉郎集 第八巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第八巻(『ケプロン・くろだのこうそう』について)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,890자 · 178화면

아오조라 문고

四 二億二千万ドルの開発計画

ミゾリイの場合は、両者せり合いの形になって、けっきょく工兵隊の親玉ピックと開発局方面のトムソンとの両方の名前をつけたわけである。

こういう点も一つの原因であったらしいが、初めの四、五年間は、業績があまりあがらなかった。すると新聞が真っ先になって、じゃんじゃんと書き立てた。「われわれの税金を溝に棄てる事業」とせめられ、輿論もこれに追従したので、けっきょく組織を変更して、それからは順調に進行した。言論の自由というものは、こういうふうに使われると、非常に有効なものである。

四 二億二千万ドルの開発計画

第一次五カ年計画の決算が、あまり問題にならないのは、日本人が円に対して少し不感症になっているからではないかと思う。八百億円の金を使って目的達成率が零と聞いても、あまり驚かない。それは八百億円という額を、非常に巨額な金であると感じないためかもしれない。しかし、これはたいへんな金であって、ドルに換算して、二億二千万ドルである。二億ドルといえば、アメリカでも、非常な大金であって、開発のために、二億ドルの予算をとるなどということは、滅多にできない相談である。

今世紀の初めから、アメリカの国土開発は、非常な勢いで進められてきた。