후리가나로 읽는 일본 고전
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あいこくしんわたしはこうおもう
和人は舟を食う
知里 真志保
知里 真志保의 和人は舟を食う(あいこくしんわたしはこうおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,567자 · 144화면
文化というものを、その風土に適応して発達した生活様式と考えるならば、ある時代のある地方では先住民族のもつ生活様式の方が、新来民族のそれよりも有能で有力だったはずである。
古く東北地方に進出してきた日本人は、その当初においては、先住民族であるアイヌの生活様式を多量に採用しなければならなかったであろう。もちろん、それは後になってしだいに廃棄されていったにちがいないけれども、この地方のようにアイヌの血が比較的優勢であった特殊の地域においては、ことにまた狩猟のような信仰のからまる特殊の世界においては、古い時代の慣習と言語が、比較的後代にまで保存されていたとみていいはずである。マタギのアイヌ語は、すくなくともそれを言語のうえで証明するものだと思う。
近ごろエゾ非アイヌ説が流行し、古代のエゾはアイヌではなく、日本民族と人種を同じくする辺民にすぎぬとなし、東北地方の地名などもアイヌ語で解けるものは日本語でだって解いて解けぬことはない、などと強弁する学者まで出て来たようだが、その人々はマタギの山言葉の中にあるアイヌ語を、どのように説明づけるのであろうか。
〈『北海道新聞』