후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
墓固封む。数日之後、皇太子近習者を召して、謂りて曰く、先の日、道に臥せる飢者は、其れ凡人に非じ、必ず真人ならむ。使を遣して視しめたまふ。是に於いて、使者還り来て曰く、墓所に到りて視れば、封埋めるところ動かず。乃ち開きて屍骨を見れば、既に空しくなりたり。唯だ衣物畳みて棺の上に置けり。是に於いて、皇太子復た使者を返し、其の衣を取らしめ、常の如く且た服たまふ。時の人大に異しみて曰く、聖の聖を知ること、其れ実なる哉。逾惶まる。」
飢えたる者に自らの衣を脱いで親しく掛けられ、更にその者の死後、棺の上に畳みおかれた衣を再び平然と著されたという。この一節は後に様々の伝説を生んだようであるが、太子の悲心と生死の境なきがごとき挙措が当時の人々にも異様の感動を与えたことはこの文章からも察せらるるであろう。
私は法隆寺から夢殿、夢殿から中宮寺へかけて巡拝するたびごとに、この斑鳩の里に嘗つて太子の歩まれたことを思い、一木一草すら懐しく、在りし日の面影を慕いつつ佇むのを常とする。春、法隆寺の土塀に沿うて夢殿にまいり、ついで庭つづきともいえる中宮寺を訪れると、その直ぐ後はもう一面の畑地である。