일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまとこじふうぶつし

大和古寺風物誌

亀井 勝一郎

亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면

아오조라 문고

からふろのゆげたちまよふゆかのうへにうみにあきたるあかきくちびる

からふろのゆげのおぼろにししむらをひとにすはせしほとけあやしも

ここに「あかきくちびる」と歌っておられるのは、法華寺十一面観音の唇が生身のように朱に染められているからである。ふくよかな肉体をもった蠱惑的な像である。右手をすっと伸ばして、衣の裾をゆびで軽くつまみあげているが、人指しゆびと小ゆびのかすかにそりかえっているのが実に美しい。右足をそっと斜に出して、まさに蓮華の花の上を渡ろうとしている御姿である。

*

聖武天皇は前述のごとく出家し、譲位して太上天皇となられるとともに、皇后も位を退かれ光明太后とよばれた。しかし次の孝謙天皇登位とともに、皇后宮職は紫微中台と改められ、不比等の子武智麻呂の次男たる仲麻呂がここにあって専ら内政のことに当った。孝謙天皇は女帝であらせられたので、いきおい光明太后が摂政され、紫微中台より令旨は発せられるようになった。この間、藤原氏の勢力一層はびこり、時に内訌はあったが、仲麻呂を中心とする一族はいよいよ強固に政治の中枢をかためた。太上天皇は剃髪して沙弥勝満と名のられ、政の中枢より離れたわけであるが、藤原氏一族による不如意の事もあったように後世史家は語っている。