일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまとこじふうぶつし

大和古寺風物誌

亀井 勝一郎

亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면

아오조라 문고

*

十七条憲法は治世のための律法でもなく、単なる道徳訓でもない。それらの意味をふくめてはいるが、むしろ太子自身の率直な祈りの言葉なのである。私はそう解する。あるいは同族殺戮の日において民心に宿った悲痛の思いと願いを、一身にうけてあらわされたのだと申してもいいであろう。かくあれかしと衷心より念じ給うた言葉であって、その一語一語に、太子の苦悩と体験は切に宿っていると拝察される。ここに十七条中でもとくに肝要な最初の三カ条について、私は御祈りの一端になりともふれてみたいと思う。

一に曰く、和を以て貴しと為し、忤ふこと無きを宗と為せ。人皆党有り、亦達れる者少し。是を以て、或は君父に順はずして乍た隣里に違ふ。然れども上和ぎ、下睦びて、事を論ふに諧ふときは、則ち事理自らに通ふ、何事か成らざらむ。

二に曰く、篤く三宝を敬へ、三宝は仏法僧なり、則ち四生の終の帰、万国の極宗なり。何の世何の人か是の法を貴ばざる。人尤だ悪しきもの鮮し、能く教ふるをもて従ひぬ。其れ三宝に帰りまつらずば、何を以てか枉れるを直さむ。

三に曰く、詔を承はりては必ず謹め、君をば則ち天とす。