일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면

아오조라 문고

その湧いて出づるところをたずねて茫然として何の当りもつかない。地震と海嘯は人間に予告を与えずして来るが、ただ人間がその予告を覚知するまでに進歩していない分のことで、地殻の欠陥がおのずから、地の表面へそういう結果をもたらすに過ぎない、といったように、駒井甚三郎は、おのずから湧き起った心をよそからながめて、批判の態度を取ろうとする。

心の屈托を医するためには、駒井はいつも遠く深く海をながめるのを例とする。海をながめているうちに、この人の頭に湧き起る感情は、未来と前途というところから与えられる爽快な気分です。それと共に、現在の「船を造る」という仕事が、勢いづけられて、すべての過去と現在とを圧倒してしまうのを常とする。わが手で、わが船を造り出して、この涯りなき大洋を横ぎって、まだ知られざる国に渡り、その風土と文物とを究め尽したいという欲望。今や国内の人が、その封土の間に相争っている時に、この封土以外の無限の広大な天地に、無究の努力を揮うことの愉快。それを想うと駒井は、自分というものに翼を与えて、天空の間を舞い、海闊の間を踊り、過去と境遇の立場を、すっかり振い落してしまう。