일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

不意を打たれた両人は、小男の烈しい気勢に押されて、思わず両手を挙げてしまった。

「ハハハ……、神妙に手を挙げなすったね。ところで、俺を誰だと思うね。分るかね。そこな三笠龍介さん。どうだね。この声に聞き覚えはないかね」

小男の声音は突如として全く違った調子を帯びて来た。

「アッ、貴様、あの老いぼれ探偵だな」

「イヤ感心感心、わしの声を覚えていたと見える。如何にもわしはその老いぼれ探偵だよ。ホーラ見るがいい。どうだい。本物の方が、そこな偽物よりも、ちっとばかしいい男だろうが」

小男は背広の襟をくつろげ、鳥打帽子とスカーフをかなぐり捨てた。その下から現われたのは、読者も大方推察されていた通り、名探偵三笠龍介氏の白髪頭と白髯とであった。

実に異様な光景であった。そこには、おぼろげな電燈の光の中に、白髪、白髯、ロイド眼鏡、寸分違わぬ二人の三笠龍介が、一間とは隔たぬ距離で向き合っていた。縞柄こそ違え色合は殆ど同じ背広服、偽探偵も、頑丈作りの壮年ではあったけれど、背は並より小さい方だから、二人がヒョイと入れ替って位置を換えたら、もうどちらがどちらだか、見分けがつかぬ程であった。