후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ようちゅう
妖虫
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면
老探偵の勝利
ウハハハハハハ、こいつはおかしい。本当にそう信じているのかね」
老人が頓狂な声で笑ったので、当の殿村夫人は勿論、一座の人々はハッとした様に、その顔を眺めた。
「ではお前に見せるものがある」
探偵は、何か訳の分らぬ事を云いながら、次の間との間の襖に近づき、それをサッと開いた。
「どうじゃ、殿村、これでもわしは赤蠍に負けたかね。白髪首を懸けても助けるといった約束を守らなんだかね」
老探偵の勝利
実に意外なことが起ったのだ。開かれた襖の向うには、天井裏で殺された筈の桜井品子さんが、いくらか蒼ざめてはいたけれど、それでもニッコリ笑いながら立っていたではないか。
一目それを見ると、流石の妖魔殿村夫人も、アッとのけぞらんばかりに驚いて、物を云う力もなく、ヘタヘタと坐り込んでしまった。
驚いたのは殿村夫人ばかりではない。一座の人々はアッと驚喜の叫びを立てないではいられなかった。中にも父桜井氏は、夢中に駈け出していた。駈け出して品子さんに縋りついた。イヤ縋りつかんばかりにしてその手を握った。品子さんが堪え堪えていた感動を一時に現わして、父親に手を取られたままそこに泣き伏したのも無理ではなかった。