일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

彼は何かしら目に見えぬ理外の力と争っている様な、一種異様の恐怖を禁じ得なかった。

老人の解し難い発作は、守青年には非常に長く感じられたが、実は二三分程で、ケロリと納まった。突然、瘧がおちたという感じで、あれ程うめき苦しんでいた三笠老人が、グッタリと死人の様に動かなくなってしまった。

そこへ、やっと院長の医学博士と看護婦とがやって来た。守は病人を二人に任せて置いて、急いで窓の所へ行って、ソッとガラス戸を上げ、闇の中を覗いて見た。だが、別に人の隠れている気配もない。やっぱり幻影だったのかしら。それとも、魔性の奴は、素早くも逃げ去ってしまったのだろうか。

やがて、窓をしめて、ベッドの所へ戻って来ると、院長は別に詳しく診察した様子もないのに、もう病室を引上げそうにしていた。

「心配した事はないのでしょうか。素人にはひどく悪い様に見えるのですが」

守は簡単に挨拶したあとで、訊ねて見た。

「イヤ、悪いと云えばひどく悪いのだが、併し、御心配なさる事はありませんよ。マア、ゆっくり話して行って下さい」

赭顔の快活らしい院長は、消毒衣の太った腹の前で、両手を柳の様に、シナシナと二三度振って見せて、ニコニコ笑いながら病室を出て行ってしまった。