일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

京子だけは、服装も地味な銘仙か何かで、年輩も四十を越していたし、その上容貌は醜婦と云っても差支なかった。額が広過ぎる程広くて、眉が薄く、平べったい鼻の下に、上唇が少しめくれ上って兎唇になっていた。それを、青白くて上品な顔色と、知識のひらめきとが救ってはいたけれど。

「マア、先生、何をそんなに見つめていらっしゃるの」

珠子がふとそれに気附いて声をかけた。

その時は、もう食事が終って、コーヒーが運ばれていたのだが、京子はそれを取ろうともせず、なぜか異様に緊張した表情で、食堂の向うの隅を、じっと見つめていた。

その隅には、二人の中年の紳士が向合っていて、その一人の大きな青眼鏡をかけた口髭のある男の顔が、こちらからは真正面に見えるのだ。外にも五組程の客があったけれど、それらは皆外国人の男女であった。

「先生、あの人を知っているんですか」

相川青年も妹の加勢をして訊ねた。

「イイエ、そうではないんですけれど、ちょっと黙っていらっしゃいね」

家庭教師は、目はその方を見つづけたまま、手真似をして二人を黙らせたが、帯の間から金色をした小型のシャープ鉛筆を取出し、そこにあったメニュの裏へ、何か妙な片仮名を書き始めた。