일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまびこおとめ

山彦乙女

山本 周五郎

山本 周五郎의 山彦乙女(やまびこおとめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,360자 · 251화면

아오조라 문고

半之助の位置からは、よく聞きとれなかったが、その日が武田信玄の忌日に当ること、その儀式が、信玄の霊をなぐさめ、報恩の誓いを新たにするものであることは、およそ理解することができた。

――叔父の書いているとおり、これが武田氏の遠祖と関係のある、武田八幡にちがいない、そして、内陣にいるあの老人が、みどう清左衛門という人であろう。

舞っている一人が、花世であることは、躯つきや、その声の調子でわかった。

――もう一人は誰だろう。

声は花世のそれより韻が深く、身のこなしは激しく、やや荒あらしくさえあった。花世に姉のあることを、半之助はまだ知らないので、それが誰であるかは、見当がつかなかった。

とつぜん、鳥が舞いおりた。

杉の梢から、鳩くらいの大きさの鳥が、さっと舞いおりて来て、翼をひらめかしながら、狂ったように、篝火のまわりを飛びまわり、キキッとするどく鳴き、次の篝火へ移ったが、炎にどこかを焼かれたのだろう、横さまに地面へ落ち、ぱっと羽毛を散らしながら、苦しげに地をはたき、転々と身もだえた。

そのとき、ちょうど、舞が終った。そして、登世が天女の衣装のまま、舞台の端へ来て、仮面をぬぎながら、下座の者に向って、「あの鳥を、……」