후리가나로 읽는 일본 고전
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たんていしょうせつのなぞ
探偵小説の「謎」
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 探偵小説の「謎」(たんていしょうせつのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,820자 · 235화면
それによると、「抜けウイルソン」には Finger-Prints という字が使われているということであった。
「抜けウイルソン」は、近所の人々の指紋を片っぱしからガラス板に蒐集して楽しんでいるウイルソンという風変りの人物を描いたもので、そのころ世間では指紋に個人鑑別の力があるなどと少しも知らず、物好きな変り者として嘲笑されていたが、それが計らずも、ある犯罪事件の犯人を確定する手掛りになるという話で、指紋鑑識などほとんど考えられていなかった時代の、創意的着想である。しかもこれは明瞭に探偵小説の形を備えているのだから、探偵小説史はマーク・トウェーンのこの作品を忘れてはならないと思う。
ところが、東京で出版された「幻燈」は、この「抜けウイルソン」よりもまた二年早いのであるが、それと並んで、指紋学そのものも、その最初の主張が、日本在住の英人によってなされたことは面白い因縁である。先の表にしるした通り、指紋を個人鑑別に使用することを世界で一ばん早く唱えたのは、当時、東京の築地病院に在勤した英人フォールズ博士であるが、古畑博士は前記「指紋学」の中で、この人のことを次のようにしるしておられる。