일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たんていしょうせつのなぞ

探偵小説の「謎」

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 探偵小説の「謎」(たんていしょうせつのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,820자 · 235화면

아오조라 문고

すると、何かしら軽蔑を感じていたスリルというものが、探偵小説の面白さの案外大きな部分を占めているのに一驚を喫するかも知れないのである。

殺人(ないし犯罪)は探偵小説の必然の条件ではないけれど、世の探偵作家は申し合わせたように殺人事件を取り扱っているのはなぜであるか。それはスリルを求めるからである。スリルは、犯罪と同じく、探偵小説の必然の条件ではない。しかし現実には、スリルはどんな探偵小説にも例外なく取り入れられている一つの重大な要素であることを疑うことはできないのである。

では、スリルとはなんであるか、と開きなおられると誰しもあいまいにしか答えられないであろう。スリルという言葉は古来詩人、文学者によってしばしば用いられているが、各人各様の用法であって、必ずしも一定した意味をあたえられていない。ことに後にできたスリラアという言葉は英語字典にもちゃんと書いてある通り、単なる俗語に過ぎないので、文学辞書など探してもそんな項目はありはしない。しかし、それだからといってあまりひとり合点であってはいけないと考え、この一文を書く前に、私はショーター・オクスフォード、ウエブスター、センチュリイなどの大型字典をひいてみたのだが、スリルという他動詞には次のような意味があることがわかった。