후리가나로 읽는 일본 고전
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たんていしょうせつのなぞ
探偵小説の「謎」
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 探偵小説の「謎」(たんていしょうせつのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,820자 · 235화면
金貨を隠すトリックでは、ロバート・バーの短篇に奇抜なのがある。老人の守銭奴が莫大な金貨を死蔵していたが、彼の死後、その金貨が行方不明になって、いくら探しても分らない。家探しをし、天井や床板までめくって見るが、出てこない。地中に埋めた様子もない。ところが、金貨は、たえず探し手の目の前にさらされていたのである。老人は生前、火炉やフイゴやカナシキなどを買入れて、何か鍛冶屋のような真似をしたことがわかるのだが、それは全部の金貨をとかして、のべ金にした上、紙のように薄くたたきのばしこれを家じゅうの壁にはりつけ、その上から普通の壁紙を貼って隠したのである。金貨を驚くべき広さにひきのばして、部屋部屋に充満させたという意表外の隠し方に興味がある。
カーのある短篇に兇器の隠し方で面白いのがある。室内で一人の人物が鋭い短剣で殺されている。この部屋は一種の密室で、兇器は絶対に部屋から持ち出し得ないような状況なのだが、それにもかかわらず、室内をいくら探しても短剣が出てこない。不可能がなしとげられたかに見える。しかし、実はこの場合も兇器はたえず探し手の目の前にあったのである。