후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
官兵衛救出
官兵衛救出
秀吉の赴いている中国陣。
光秀の活躍している丹波方面の戦線。
また、包囲長攻のまま年を越した伊丹の陣。
信長の事業はいま、こう三方面に展開されている。中国も伊丹も依然、膠着状態と化している。やや活溌にうごいているのは、丹波方面だけだった。
そう三方面から日々ここへ蒐まって来る文書、報告なども夥しい。もちろん参謀、祐筆などの部屋を通って一応は整理され、緊要なものだけが信長の眼に供された。
その中から、佐久間信盛の一通が見出された。非常に気に入らない顔色でそれを読み捨てた。
読み反古の始末は蘭丸がする。
(……なにが、御意に召さなかったのか)
と、怪しんでいたので、その反古をあとでそっと披いてみた。べつに信長の気色に触れるようなことも書いてはない。ただそれには、伊丹へ帰陣の途中、竹中半兵衛を訪うて、かねてのお申し附けを催促しておいたという報告だけしか読まれなかった。
もっとも、微細に、その辞句の裏を読めば、信盛がいおうとしているところは、べつに深く酌めないこともない。
意外にも半兵衛儀は、まだ御申し附けの事を、実行しておりません。使者たるそれがし落度とも相成る事、厳しく督促いたしおきました。