일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면

아오조라 문고

軍旗祭

知らない小父さんばかりいるこの本陣の中では、ただ団栗のような丸い目をきょろきょろさせているだけだった。

後の――ずっと後年に。

黒田家の数ある武士の中でも、彼こそ真の黒田武士ぞ、と世にいわれた後藤又兵衛基次とは、このときの木から落ちた山猿みたいなこの一孤児、巌之助であった。

ここに、三木城も遂に陥落を告げる日が来た。天正八年正月十七日である。城主別所長治は、弟の友行、一族の治忠とともに割腹して、城を開き、家臣宇野卯右衛門を降使として、秀吉へ一書をもたらし、

(抗戦二年、武門の尽くすところは果した。ただ忠勇な部下数千と、一族の不愍なる者どもを、すべて殺すは情として忍びない。ねがわくば足下に託し、足下の寛大に仰ぎたいが、尊意如何)

と、あった。

もちろん秀吉は、欣然その潔きねがいをいれ、併せて、三木の城を収めた。

軍旗祭

降使、宇野卯右衛門が、長治以下、三名の首を献じて、三木城内にある数千の助命を仰いだ日、秀吉側からは、浅野弥兵衛が応接に出た。

検分もすみ、開城の手続きも、滞りなく、終った。

秀吉は、全軍に令して、

「城内から出て来る降人どもには、わけて懇ろにしてつかわせ。