후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
何分たのむ。――そして岡山の宇喜多直家と聯絡をとられ、児島地方に砦をかためて、一先ずは、毛利の大軍をそこに喰いとめておかれよ。秀吉、但馬、播磨のうちの諸般にわたり、一掃除すました上は、直ちに、第二段の策に乗り出して合体申せば」
その約束は、六月から七月にかけて果された。占領地の内政やら、城郭の大改築、軍の再整備などがすむと――七月の二十日、御著の官兵衛の麾下を誘い、総軍、因幡、伯耆へ入った。
この二ヵ国にあった地方の小群雄も、西の毛利と、東の織田を見くらべて、きょうまでは叛服常なく、あしたに和を乞い、夕べには裏切り、始末の悪い存在だったが、秀吉の旗幟をいま眼前に見ると、ことごとく陣前に来て降順を約した。
ここに、中国攻進の覇業は、いちじるしく曙光を見た。――一時は、暗澹たる前途を思わせたが、三木一城の陥落以後、急速に、秀吉の軍威は振って、但馬、播磨、因幡、伯耆の四ヵ国はいまや完全に新しき勢力下に置かれることになった。
「――ああせめて、もう半歳も竹中半兵衛が生きていたら」
と、秀吉は、地下の人に、これを見せてやりたいと思うにつけ、
「官兵衛孝高の終始一貫変らぬ信義こそ、きょうある第一の功」