후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
「えッ。……では、どうしても於松様のお生命は」
と、鬢にふるえを見せた。
半兵衛は、笑って見せた。安心を与えるように、至極平静に、
「否。お首にはせぬ」
そしてなお云いたした。
「半兵衛の身にかえても、信長公のお怒りは解いてみせる。於松どのの父官兵衛には、はや伊丹を脱出して、播磨の御陣へ参加しておる。無言の潔白は示されたというものじゃ。――ただ残るものは君命を違背したわしの罪があるのみ」
半右衛門は黙然とそこを退って彼方の子ども部屋の方へ足を運んで行った。近づくとそこでは鼓の音だの々として騒ぐ少年の声が賑やかにしていた。
松寿丸を中心に、舞の上手な幸徳という小坊主やら、家中の少年たちが、鼓を打って戯れているのだった。
竹中家では、数年来預かって来た松寿丸の身を、人質とも思われないほど優遇して来た。日常の教育、健康その他、わが子以上な愛育へ、より大きな責任感をも抱いて守り育てて来たものであった。
黒田家の方からは、井口兵助、大野九郎左衛門の二名が、附添って来たが、なお竹中家からも家臣伊東半右衛門を侍け、協力的にこの一子を珠の如く磨いていた。
そうした竹中半兵衛の好意の下に、きょうまでは、深い仔細も知らずに来た傅役たちも、いま半右衛門の口から、