후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
京都
それほどな推移を短いあいだに示していた。
まず、何より違って来たことは、洛中に入るとすぐ、大君ここにましますという光耀と清潔さに盈ちていることと、その「民」たるをもって幸福としている人々の平和な生活ぶりだった。
それとまた、ここに立てば、
説明なしに、日本の正しい在り方とは、やはりこうであったかとおのずからわかる心地もしてくるのだった。
一般の庶民が感じるところは、やはり秀吉が感じるところだった。
彼は、その少年時代、東海道を漂泊中などに、よく仰いだことのある――あの富士の秀麗な山容を――今の京都にふと思いあわせた。
千古万代、この国とともにある不壊の富士も、雲におおわれて、一天晦冥まったく人界から見えなくなる数日もある。
と思うと、忽ち一片の雲だにない澄明の青空に、飽くまであざらかなその姿容を示す日もある。
あくせくと、下界の生業に追われている人々は、その全姿を眼に仰ぐせつなのみ、
ああ、富士。
と、呼ぶ。驚嘆する。
そしてはまたそれに馴れて忘れるともなく、雲を見ては雨を嘆くばかりで、雲のうちにも不壊の富士のあることを思わなくなる。
近くは、応仁以後からつい室町幕府の末にいたるまで、もっと前には、足利氏、北条氏などの暴政を私した時代など、思えば、この国の曇と晴も、富士と雲とのように、繰り返され繰り返さ