후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
やがて、柴田勝家、前田利家などの、北国衆がまず、信長の馬廻りとして、さきに馬場へながれて来た。燦々と、その旌旗や甲かぶとに旭光がきらめいて、群集は眼もくらむような心地に打たれた。
――が、これはほんの前奏曲にすぎない。やがて七番隊の武井夕菴が馬場にはいると、次に、信長のすがたが見えた。
御床几持四人。奉行市若。地を金に、浪を絵取りたり。左に、御先小姓、御杖持北若。御長刀持ひしや。
また、御小人五人、御行縢持小市若。
召されたる御馬大黒。惣御人数二十七人。
右、御先小姓、御行縢持小駒若。御木刀もち糸若。御長刀持たいとう。
これは「信長公記」の中の一節であるが、ほんの左右の供人だけを誌してあるに過ぎない。そのほか扈従近臣の壮美な粧いに至っては、ただただ言語に絶した偉麗というほかはない。
さて、信長自身のその日の装束はといえば、
梅花ヲ折テ首ニ挿シ
二月ノ雪、衣ニ落ツ
の心かと当時の筆者は形容している。
――御頭巾は唐冠、うしろに花を立てさせられ、御小袖は紅梅に白、上に蜀江の錦をかさね給ふ。御肩衣、紅どんすに桐唐草なり。お袴も同然。お腰に牡丹の作り花をささせられ、御太刀、御佩き添へはさや巻の熨斗付也。