일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면

아오조라 문고

「その他は」

「高松から半里ほど東南に、加茂の城があり、これには、兵約千人を擁して、桂広繁が守り固めておりまする。さらに、山陽道の道をへだてて、半里の先に、日幡景親が守るところの日幡の城、これにも兵約千人余。――また、南松島の城には、梨羽中務丞の兵八百。なお一里ほど先には、井上有景が千人をもって、南庭瀬の城を頑強にかため、国境の道の喉首を、後生大事と守備しております」

「……なるほど、七城連環か」

秀吉は、絵図のうえから面をあげて、くたびれたように胸を伸ばした。

その日、甲州方面から、早打が入った。戦況報告である。

この月十一日、武田一門、勝頼以下、天目山に滅亡し了んぬ――ということ。また、甲府占領接収のこと。信長公を始め味方の中軍は上諏訪に進駐、近く甲府御入城の予定――などの事柄であった。

「お早いこと哉」

秀吉は顧みて、中国攻略の難にひきくらべ、前途はなおこれからだがと思った。

「硯を」

と、求めて、とりあえず、信長へ宛てて、戦捷の賀状を書いた。かたわら、中国の状況をしるし、また清水宗治を招降の策は断念した旨をそれに伝えた。

三月のなかば頃。姫路に待機していた秀吉直属の二万は、岡山へ入って来た。