후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
南
と、虎威を窺う程だった。
同時に、いったい、博多の町人というこの宗室、宗湛のふたりは、なにをもってかくまで信長の信寵をうけているのだろうかを、注意せずにいられなかった。
単に茶人なるゆえをもって、茶友としてそれを信長がゆるしているものとは考えられない。
南
もちろん信長は詳しいに違いないが、たまたま、安土で見かけたり、人のうわさや茶室づきあいの程度の者では、こう二人の町人が、いったい何の理由で、諸侯以上にも信長の寵と信用を得ているのか、その素姓と本質の理解に苦しむのは当然である。
――こよいは、おもしろい者に会わせてやる。
と、かねていわれていた信忠にしてさえ、時折には、面白くも何ともない顔つきが見える。
ただ信長と彼らのあいだに、ひとたび南のはなしが弾むと、これは信忠にも興があった。事々に耳新しく、彼の若い夢やら大志を駆りたてた。
ふかい理解のあるなしにかかわらず、南は今や知識ある者の関心の一つだった。眼ざめた天正の文化は、その本質の日本性に、急潮な海外からの文物に刺戟されていた。鉄砲渡来以後の目ざましい社会面の変り方はそれによるものである。ぽるとがる、いすぱにや、などから相次いで渡って来た夥しいばてれん達がその媒介者であった。