후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
武治氏が慨嘆していることでも知ることが出来よう。「吾人の念頭を強く打つものは……何が故に、日本を本位とする同主義の上に立ちながら、この余りに多き分裂が繰り返され来たったか、である」(「純正日本主義運動と国家社会主義」――『経済往来』三四年三月号)。貨幣経済に於ける金本位さえマチマチになるこの世界だから、日本本位の思想が兌換され得ようなどということは、希望する方が無理ではないだろうか。で遂に松永材教授などは「日本主義の学の内容は将来に於て組織さるべきものであるから、吾等は今ここで述べるだけの資格も材料も持たぬ」(『日本主義哲学概論』)という懐疑論に逢着している。
だが日本主義は幸にして決してただの日本主義に停滞してはいない。日本主義は東洋主義又は亜細亜主義にまで発展する。尤も之はただのアジア主義ではなくて、日本主義の発展としてのアジア主義、云わば日本アジア主義なのである。
アジア主義は亜細亜的現実から出発することを得意とするように見える。アジア主義者でなかったリットン卿は、遂にアジア的現実を認識することが出来なかった。之に反して、その政党解消哲学の具体的な現実的綱要を少しも示すことのない松岡洋右全権が、多分アジア主義者であるお蔭で、アジア的現実に就いて少しも認識不足に陥らない。