후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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「いや、好き嫌いの問題じゃない、こういう動きの中にも革命の縮図があるよ、堺のところは少しぐらいおくれたっていいんだから、君も五時半までに矢来倶楽部へやって来いよ」。
青木は、東山の策謀に乗ることは危険だということを、くりかえし、しゃべっているうちに、やっと彼自身の落ちつき場所をさぐりあてたらしい。
「じゃあ、おれは今から家へかえって電話で堺に連絡しておくからな、――少しぐらい、おくれたって必ず行くよ、僕等は僕等で、学生としての意見をまとめておく必要がある、それがために一応彼等のいうところを聞くという意味においてだ」。
西方も青木も、天野博士にも高田博士にも会ったことは一度もなかった。だから彼等が学校の内情について知る筈はなかった。西方は大隈内閣の倒壊についても、司法大臣である尾崎行雄が、閣僚の一人である大浦兼武の涜職行為に対して断乎として司法権の独立を押しとおしたということに多少の魅力をかんじているだけである。時間はまだ、やっと四時を少し過ぎたばかりだった。青木とわかれると西方はすぐ鶴巻町に住んでいる同級生の新藤喬を訪ねた。新藤の家は岡山在の名門であるが、長男の彼が早稲田に入学するとともに一家を挙げて引っ越してきて、今は鶴巻町の通りで洋服屋をやっている。