후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
猫背で、ずんぐりとふとっている新藤は政治科一年の教室の中でも一種の老成した学生として風格を備えている。同じクラスの中には、田舎で長いあいだ新聞記者をしたものもあれば、小学校の教員をしたり、小さな会社を経営しているものもあって、三十をすぎた彼等は県会議員や市会議員の選挙運動に参加した経験をもっているので、みんな教室の中では、ひとかどの政客を気どっていたが、そういう、ぴったり板についた田舎政治家のあいだに伍しても、新藤だけは、中学からすぐ入って来た学生とは思われないほど挙措動作に、押しも押されもしない世馴れた落ちつきがあった。もちろん、それは彼が体験から得たものではなく、生れながらに彼の身についているものである。
「さっき、東山君に会って聴いたんだが」。
と西方が切りだした。二階は天井が低く、表通りに面した窓にほそい格子がはまっているので風通しがわるく、その上、部屋の中には洋服の切れ地や古雑誌が雑然と散らかったままになっているので、向いあってしゃべっているだけですぐ息苦しくなってくる。天野博士擁立の問題で、今日五時半に矢来倶楽部に会合があるからいっしょにゆかないかという話をすると、新藤は、万事わかったというかんじで何べんとなく大きくうなずきながら、