일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わせだだいがく

早稲田大学

尾崎 士郎

尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면

아오조라 문고

まだ何かが起るぞという期待だけが彼等の好奇心をゆすぶりうごかすのである。加藤の演説の終らぬうちに森高は手をあげて聴衆に呼びかけた。

「剣道部員は一人残らず道場にあつまって下さい」。

彼等の先輩である憲政会の代議士、三木武吉が本所深川の暴徒三千人をひきつれて学校を奪還するために押寄せてくるというのである。三千人といえば一個聯隊にあまる兵力であろう。それをせいぜい二十人や三十人の剣道部員の力で防ぎとめることのできる筈はない。

「一体、その情報はどこから入ったのだ?」。

事件の勃発当時から革新団につめかけ、個人的感情においては天野派の味方であった「中外商業」の小田島が事務室に残っている新聞記者たちを前にして、ふふんとせせら笑うような微笑をうかべた。「バカも休み休み言えよ、そんな大人数が行進してくるのを警察がほったらかしておく法はないじゃないか」。

しかし、彼といえども、この大ニュースをみすみす一蹴し去るわけにはゆかなかった。「三木武吉が深川の暴徒をあつめてやってくるというだけでいい、――ところで、どうなったんだい、家宅侵入罪の方は?」。

東山が血色のいい顔をしてはいってきた。