일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わせだだいがく

早稲田大学

尾崎 士郎

尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면

아오조라 문고

閑地についた彼は小野の献言によって、今まで彼とつながりのあったジャーナリストたちと一層緊密に結びつくと同時に、小野の紹介による有為の青年をことごとく彼の傘下にあつめた。

「報知新聞」の矢野文雄、毎日の沼間守一をはじめとして、新聞界の大元老である「朝野新聞」の成島柳北を中心とする革新的ジャーナリズムが次第に大隈の政治的意見に接近してくる頃には、小野の周囲には八方から有能な青年があつまってきた。その中心分子が期せずして東京大学の学生であったことはもっとも革新的な空気が此処に横溢していたからである。高田早苗、坪内雄蔵、市島謙吉、天野為之、岡山兼吉、山田一郎、等々の学生が、文科と言わず法科と言わず、ほとんど共通して政治的な革新思想の持主であったことは、上下を通じて政治一色に塗りつぶされた時代的空気の然らしむるところである。

その頃、雉子橋(現在の九段坂下)にあった大隈邸の、中庭を前にする十畳の応接室は朝から訪客でごったかえしていた。畳の上に敷いた絨氈の上に、片隅のテーブルの上のランプからあかるい灯かげが流れ、夜更くるまで若やいだ声が低い天井に鳴りひびいているのも珍らしいことではない。