일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かせいのまじゅつし

火星の魔術師

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 火星の魔術師(かせいのまじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,120자 · 302화면

아오조라 문고

「どうして此処へ――」

「うっかりしている間に船が動いてしまっていたんです……、それに、一寸慶子さんと話していたもんですから」

「困るねえ……もう陸からは一千粁も離れているんだ。今更かえっている暇はない」

「一千粁――? そ、そんなに……」

「そうだよ、この船はお前たちの考えている飛行機よりずっと速いんだ、『音』と同じ位の速度が出るんだからね、一秒に三百四十米としても……もう三十分にもなるから九十一万四千米は来ている――」

細川三之助は、こんどは慶子の方に眼をやった。

「こんな男が乗ったのを、なぜもっと早くいってくれないんです?」

「……うっかりしてましたわ」

彼女は、恐らく生れてはじめてらしいような照れ気味な顔をすると、ぴょこりと頭を下げて部屋を出て行ってしまった。

「――困ったね、他人には絶対見せられない所へ行くんだが」

叔父は、額に深い竪皺を寄せ部屋の中をぐるぐる歩きはじめた。この癖も中野の記憶にあった。叔父は何か考え事があると昔もよくそうしていた。

「一体、何処へ行くんですか」

「一体何処って、まあ、仕方がない、太平洋上のある島だよ、無論地図にもない島だ」