일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

「火急の場合、用件のみ申す」

とまず兵庫はそう云った。

「五十嵐右内殿を奪取するので。……右内殿の宿所は本陣備前屋。で今夜丑の刻に、竹筒仕込みの地雷火を仕掛け、備前屋に不意の火災を起こさせ、混乱にまぎれて奪い取り申す。……で備前屋に火災ありと聞かば、そなたたちにおいては萩丸殿を連れ、直ちに宿を出裏道づたいに、西南へ三里走られて、青塚と申す郷へいで、そこの郷長佐原嘉門、この仁の屋敷へおいでくだされ。……我らも右内殿を奪取して、嘉門殿の屋敷へ参るのでござれば。……この城下にはご存知の通り、紀州の藩士どもおりますれば、萩丸殿を奪われぬよう、よくよくご注意くだされい。……もっとも萩丸殿女装なれば、めったに見あらわされはしますまいが、用心の上にも用心をし、頭巾で顔など包むがよろしい。……これは図面じゃ。青塚までの図面! 道順を書いた図面でござる」

こう云って兵庫は一葉の紙片を、そっと菊女の手へ渡した。

「これにてご免、いずれ後刻」

云いすて兵庫は行こうとした。

「ま、兵庫様、それではあんまり」

思わず菊女はそう云って、男装を忘れ女となり、スルスルと兵庫へ寄り添った。