일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

浜松の異変

と、こう云ったのは関口勘之丞で、そう云うと兵庫の顔を見た。

「さよう」

と兵庫は頷いた。

「それらの方々へは拙者これより、その宿元までひそかに参り、申し伝える所存でござる」

浜松の異変

この同じ夜のことであった。

この同じ浜松城下の、脇本陣の柊屋に、萩丸と菊女との一行が、幾部屋かを占領して泊まっていた。

「妹ご様は精神のご病気」

こういうことに宿の者へは、それとなく云って予防して置いた。

というのは萩丸は女装した男、で時々男となって、男の言葉で宿の女中などへ、話しかけることがあろうもしれないと、それを案じたからであった。裏庭に面して作られてある、別棟になっている離れ座敷へ、萩丸と菊女とは居を占めていた。

萩丸は全く痴呆状態にあった。

虫部屋の恐怖が十八歳の、貴族の御曹司をそうさせたので、その萩丸の痴呆状態は、菊女達義党の人々にとっては、しかし勿怪の幸いであった。

痴呆状態でなかろうものなら、こうなかなか容易のことでは、秘密に旅などへ出られるものではない。

駕籠の中から往来の者へ、

「余は、紀州の萩丸じゃ、悪漢どもに誘拐されて行く、助けてくれ!」

と叫ぶことも出来、叫べば人が怪しんで、一応調べることとなり、それからそれと手続きされ、紀州館へ帰されよう。