일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

「おい、この小屋建てかけらしいぜ」

「建てかけてどこかへ行ってしまったんだなあ」

「俺ら代って建ててやろうか」

「それがいい建てろ建てろ!」

酒に酔っている機嫌もあって、そこに残してあった斧や鋸や、槌やかんなを取り上げると、小屋建築にとりかかった。

海岸の一所が海へ突き出し、その根のあたりが陸へ食い込み、湾をなしているところがあった。

そこに二隻の帆船が、十人ばかりの武士に守られ、波にゆたゆたと漂っていた。

紀州藩士を乗せて来たところの、それは巨大な帆船なのである。

水夫や楫取りが船尾の方で、武士たちに多少遠慮しいしい、賽コロの目を争っているかと思うと、武士たちは船首に集まって、酒を汲み交わして放談していた。

と、小船が五、六隻、月の海上へ現われたかと思うと、二隻の帆船に近々と漕ぎ寄せ、鈎縄を投げかけそれへ取り縋り、ムラムラと船中へこみ入って来た。

「何奴!」

「狼藉!」

「我らを知らぬか!」

「ご三家紀州家の帆船じゃぞ!」

守備の武士たちは叱※(「口+它」、第3水準1-14-88)した。

寄せて来た武士たちは嘲笑い、

「紀州の帆船と承知して参った。……我らは明暦義党の同志、この船必要ゆえ頂戴いたす」