일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

(自分の今の境遇を訴え、囚人宥免方の書面を送ったら、愚に返ったのではあるまいかと、そう疑がわれるほどこの自分を愛し、何んでも聞いてくださる祖父様には、どのような無理をなされても、その義党の同志とやらを、きっと放免なされるだろう。だからそんなこと訴えてはやれない)

こうも彼は思うのであった。

そうして彼としてはこうしているうちには、自分を見失った二人の家来が――皆川作右衛門と杉本伊織とが、屋敷へ帰って大騒ぎをし、家中の者たちを手分けをして、自分を探し市中を調べ、間もなく自分を発見して、連れ帰ってくれるに相違ない。――とそんなようにも考えられるのであった。

(菊女という娘、どうしているやら?)

菊女に対する彼の感情は、かなり変わったものであった。

彼をこのような境遇へ落とした、その元兇こそ彼女なのであるから、憎く思わなければならない筈だのに、彼にはそうは思われなかった。

(自分をこんな目にあわせたのも、党のためとやらに相違ない)

そう彼は解釈した。

彼には彼に笑いかけてくれた、美しい清らかな優しそうな、菊女の顔が今もハッキリ、眼底に焼きついているのであった。