일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

「どなた様かは存じませぬが、助太刀感謝、お礼申す」

「その者お抑えくだされい」

「行け!」

ド、ド、ド、ド――ッと右内目がけて、紀州藩士たちは走り出した。

「汝!」

と怒りを心頭に発し、兵庫は浪人へ斬り込んだ。

が、空を斬ったばかりであった。

今までの位置よりはほんのわずか、左の方へ片寄った位置に、痣の浪人は依然として静もり、依然として刀を平青眼につけて、こっちを凝然と睨んでいた。

「宣れ! 何者! 云え! 意趣を!」

兵庫は嗄れた声で叫んだ。

「何者が何んの意趣あって、拙者に向かって手向かうぞ! ……酔狂ならば度が過ぎる、意趣あらば意趣を仰せられい! ……拙者にとっては必死の場合、一人の盟友の生死の境いじゃ! ……邪魔せずにそこをお退きくだされい! ……退け退け、お退きくだされい!」

「…………」

痣の浪人は無言であった。

しかしどうやら笑ったらしく、前歯が白くチラリと見えた。

その憎々しさ、その大胆さ、思慮に富んでいる兵庫ではあったが、怒り以上の怒りを感じ、生死かまわず斬り込もうとしたとたん、

「捕ったア――ッ」

という声が遙かから聞こえた。

ギョッとして声の来た方角に向かい、眼を走らせた兵庫の眼に、五十嵐右内が捕えられ、紀州藩士達に手籠めにされ、宙に高く舁ぎ上げられ、町の方へ畷道を一散に、走っていくところの姿が