일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいにほんのしそうたいりつ

現代日本の思想対立

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면

아오조라 문고

貧窮は農民自身のものだから、之は農民自身が解決すべきであって、ただその解決の鍵になるだろう農村精神だけを、支配者当局が振興してやるという方針なのである。

この流儀で行くと、凶作による貧困そのものは、全く農民道徳(勤労精神其の他?)で以て置きかえられて了うわけだ。

之が本当に置きかえられ得ると信じているならば、それは支配当局が、農村に於ける生産関係や所有関係の根本矛盾を、生産関係として、即ち経済的に、解決出来ない所以を遂に告白するものだし、又仮に、例えば国粋思想や日本精神の宣伝教化の目的から、匡救に名を借りて之を行なうものならば、その意図は正しく匡救の反対物でしかないのであって、爆発の境界線を突破しない限度以上は匡救の実を挙げることは、却って本来の目的に反することになるだろう。

農村、実は農民の貧窮は、それ自身として見れば、忠良なる国家の成員の動揺を意味し、内政上又国防上の危険を孕むものではあるが、之を道徳問題に転化することによって、禍は転じて福となるのであり、却って国粋的な軍義的・国防的・な国民道徳の宣伝教化の絶好のチャンスを提供するものとなる。