후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
「今日の産業組合の実際は動もすればその領域を越えて、純然たる商工業の範囲に進出致し、生産者より直接消費者へ、をモットーとして中間配給機関の排除を図っているのであります。今日の産業組合の中枢指導者の中には、産業組合主義による新経済組織の完成、相互共同組織による新経済制度の確立ということを、その真の目的としている者すらあるのであります」、と郷男は警告を発している。全く、日本がサンディカリズムのようなものになっては少なくとも郷男達の立つ瀬がない。
然し男が本当に心配しているのはそこではない。正に例の都市と農村との関係が心配の種であるのだ、「ために元々協調すべき農村と都市、農業と商工業とが互いに対立抗争するに至りますることは、寔に遺憾に堪えないのであります。」
日本商工会議所はいうまでもなく、日本の大商工業者の会議所なのだから、郷男の心配したのは農村と大商工業との矛盾なのだが、ところで商工省の配慮するところは少しこれとは違って、農業と中小商工業との矛盾なのである。いわゆる反産運動は、商工省の後押しがあると世間から判定されているが、この反産運動は元来運動主体の主観からいうと、中小商工業者のものである。