후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
この時を機会に政党や資本家や官僚は、軍部の社会的進出に条件をつけることが出来だしたと考えられている。前年あたりは全く手も足も出なかった、ブルジョアジー乃至地主の代表者達は、この年にはいってから、とにかく相当底力のある対抗を外面上軍部に対して感じさせているのが見られる。常時の在満機構改組問題の紛議などが、その著しい一例だろう。
尤も軍部と政党乃至官僚とがいがみ合っているからといって、その対立をあまり正直に取ってはならない。鷸蚌の争いは漁夫の利ということもないではないが、兄弟牆にせめげども外その侮りを受けずという真理も忘れてはならぬ。こういう喧嘩は、ちょうど夫婦喧嘩のように、どこまでが本気で、どこからが狎れ合いかということが、当人達にも仲々わからないものだ。
で当年初めの議会を境にして軍部とブルジョアジーとの対立によって、日本の支配者思想界に多少の変化が来たといっても、この変化をあまり大げさに考えてはならない。これから見て行く通り、根本的な点では、満州事変以来、軍部とブルジョアジーとの思想内容は大同小異を出ないのだ。ただ行く処まで行ったものと、行きたいが思い切って行けないものとの相違があるだけだ。