후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
つまり予期すると共に希望するか。
第一に問題となるべきものは、いうまでもなく日本ファシズムである。一般にファシズムが何であるかに就いては、相当信頼すべき訳書や著書が日本でも少なくはない。だが日本に於ける固有形態を持ったファシズムになると、殆ど纏った書物が無いばかりでなく、纏った論文や評論さえまだなかったといっていいだろう。
一頃ファシズムという言葉が、極めて無雑作にあてずっぽうに用いられて、何でも国粋的なものや国家主義的乃至民族主義的なものや、又封建的なものが、そのままファッショ的なものであるかのように、考えられていた。
いうまでもなく、之はファシズムの本質の誤解に基くのであって、所謂ファシズムなるものと、国家主義的・民族主義的なものとは一応別な系統のものであり、ましてファシズムと封建的勢力とは一つではない。
処が、そういうことがハッキリ意識され出すと、或る者は日本の右翼的活動は単に封建的勢力の動きであってファシズムではないとか、或いは日本にはファシズムは存在しないとか、いい出したものである。
無論これは途方もない間違いで、事実は、日本の封建的勢力が必然的にファシズムの形態を取っているのであり、又ファシズムをサブジェクトとして述べれば、日本ファシズムは封建的勢力を素地として初めて展開しつつあるといわねば