후리가나로 읽는 일본 고전
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いしかりがわ
石狩川
本庄 陸男
本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면
ものを云えば奇怪な返事をしそうに、取り澄した顔が闇に浮いていた。
紺青の夜空を、天の川が白くにじんで二つに画っていた。
翌朝彼らは、東南にあたる尾根の凹みに煙のあがるのを見た。身肌のひき緊る夜明けの静かな凪ぎのなかであった。その煙は青々と末ひろがりに天にのぼって薄れて行った。そのまた彼方の地平線には、のしあがって来る大きな太陽が、白っぽい煙のふちを金色に彩った。
測量隊はその夜のうちに、目ざす峠を征服していたのである。
道路係りは岨路にかかっていた。葉末にかかった尺取り虫のようにうろうろした。測量係りが刻した印しを目あてにして山を削り谷を埋めて来た。そうは云うものの、原野に路をひらく普請は、彼らが一またぎで跳び越えたほど簡単には進まないのだ。しかしとにかく、一つのコースをならしてしまって、さて次のコースを取るために、彼らは首をもたげてきょろきょろと、まったく、尺取り虫のように、次の鍬をおろすところを探さなければならない。けれども部隊の力は充実していた。無事落成をつげた税庫係りの連中が援隊にはいって来た。一つの仕事を成就した彼らは鼻いきあらく進んで行った。