일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

四

家中のものが考えていることが、おぼろげながら雰囲気として触れて来るのだ。

時代の流れが端的に彼らを洗っていた。あれよあれよと見送って、そのすさまじさに自失していた。腑ぬけのようにぼんやりしていた。ここまで来てその洞穴にも風が立ちさわいだ。あれほど蔑ろにされたことは忘れてしまった。朝令暮改の政策に追いまわされての何百日かであった。その時間は短かいとも云えるしまた相当に長いとも云える。しかしとにかく、去就にまよっていたものに方向があたえられたと云うべきだろう。

この通り生きていたのだ。何としてでも生きては行かれるのだ。――そのまま坐りこんで、この安穏で充分であると思うようになっていた。亡びるものにだけある、意志とも云われないひとつの意志! ふりかざすとこれもまた一種の理由になる。

あの日彼らが受けた打撃はそれほど深いものであった。ふい討ちであり苛烈であった。削封が申し渡されて、はッと頭をあげたとき彼らの身分は掌をひるがえすように失墜していた。無になっていた。そして、恐らくその日を岐れ目にして、徐々に、心に思うことが各々の胸で少しずつ異った方向に離れだしたのであろう。