후리가나로 읽는 일본 고전
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면
に行くよって心配しやはらんように云うといてと仰っしゃって、笑っていらっしゃいました、と云うことであった。その後十二月の或る週に、待ち焦れた仏蘭西映画「格子なき牢獄」が懸ったので、二人はそれを見に行ったが、その日から幸子が風邪を引き込んだので、外出歩きは当分見合わすことになった。
妙子は、悦子の学校が明日から休暇になると云う二十三日の朝、殆ど二箇月ぶりにやって来て、正月の衣類を鞄に詰め、一時間程話してから、松の内が過ぎたら年始を祝いに来ると云って帰ったが、正月十五日の朝に来て、小豆粥を食べ、その日は少しゆっくりして午後に帰った。幸子は暮れに風邪を引いてから寒さに怯えて、ずっと引き籠ってばかりいたが、映画好きの雪子も、ひとりでは決してそう云う所へ出歩かなかった。いったい彼女はこの年になっても人みしりが強く、ちょっとした買い物に出かけるのにも誰かを連れて行くと云う風なので、幸子は彼女に稽古事をさせるために、自分も附き合って習字や茶の湯の師匠の許へ通っていたが、そんな風でも困るからと云うので、三度に一度はひとりで行かせるようにした。それから、去年以来どうしても実行させようと思っていたこと、―――あの顔のシミを取るための注射を、隔日に一回受けに行かした。