일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(五)金の鯉

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(五)金の鯉(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,062자 · 276화면

아오조라 문고

それから半刻(一時間)ばかり経って、直助は襲われるように眼を覚しました。客が居なくなると急に酔いが発して、艪にもたれたまますっかり睡りこけていたのです。

ツイ簾一枚隔てて、勿体ないが観音様の次と言われている人気者の奴――近頃は万三郎の持物のように思われている美しい芸妓――が居ると思うと、年が若いだけに、少しは極り悪くなります。

涎を拭いて、前褄を直して、直助は何の気もなく舳の方をすかして見ました。両方の軒に吊した提灯は、いつの間にやら蝋燭が尽きて、半分ほどは消えてしまいましたが、それでも、簾の中を見る程度には差支えありません。

血の海、

眼球に突っ立った銀簪、乱れる裳の紅――。

たった一目で、直助は仰天しました。

「わッ、た、た、大変ッ」

睡気も酔いも覚めてしまって、鶴吉の離屋へ鉄砲玉のように飛込んだものです。

騒ぎは颶風のごとく捲き起りましたが、何をどうすればよいのか、まるで見当が付きません。町役人のところへ人を飛ばせたのは、余程経ってからの事。

好い塩梅に、捕物の名人銭形の平次が、寄合の帰り子分のガラッ八と二人で、鶴吉の表で飲んでいることが解ったので、とりあえず引っ張り出して、――縄張違いだから――と再三断るのを無理に、ともかく検屍の役人の来る前に一通り現場を見て貰うことになったのです。